喘息とストレスの関係


成人になってから喘息になる人の人数は、30年間で3倍にまで増加したというデータがあります。40歳を過ぎてから初めて喘息になる人も珍しくないと言います。

喘息とストレスは大きな関わりがある事をご存知ですか?

過労やストレスからくる喘息もあり、ストレスそのものから喘息になるのではなく、喘息の症状になりやすい体質の人がストレスを抱えた場合に喘息を引き起こしてしまうというわけです。

ストレスというのは、ただでさえ免疫力を低下させる原因になります。そこから食欲不振や睡眠不足にもなり、体を弱くしてしまうのです。人間はストレスから抵抗力を失ってしまうので、仕事や人間関係からストレスとは離れられない社会ではありますが、疲れを溜めないで、ストレスが溜まりそうになった場合は無理をせずに、ゆっくり休むようにする事が肝心です。

ストレスから喘息になっていても、風邪が長引いているだけと判断し、まさか自分が喘息になっているとは気付かない人も多いでしょう。ストレスからくる気管支喘息という場合もあるので、おかしいと思ったら病院へ行くようにしましょう。ストレスから喘息になりやすい人には、一般的に消極的な人や几帳面な人、神経質で完璧主義の人、人に合わせて自分の意見を抑えてしまう人が多いと言われています。

喜び、怒り、悲しみ、不安などの感情の起伏がある状態で心拍が早くなる人、呼吸が早くなる人も注意が必要です。過喚起発作を起こしやすく、気道が狭くなりやすいタイプと言えるでしょう。このようなタイプの人は、自分で対処出来ない出来事に直面した場合に喘息が発症する確率が高いと言えます。

困った事があっても悩みを人にうちあけられない性格や、人に頼まれたらノーと言えないタイプの人は喘息が悪化する傾向があります。心理的ストレスが関係している事から喘息になるという事を覚えておくと良いでしょう

大人だけではなく、子供もストレスで喘息を悪化させるパターンは少なくありません。親子関係や学校で上手くいかない場合の急性ストレスから喘息発作が起こる割合は、普段の2〜3倍になると言われています。そういう事から、職場や学校でのストレスから喘息に苦しんでいる人も多いでしょう。

ストレスからくる喘息の場合も

薬を服用して落ち着かせる事が大事

です。そしてストレスを減らすような対策を考えたり、生活習慣を整える指導も行いながら治療をしていきます。場合によっては、自律神経法や心理療法なども取り入れながら、症状に合わせた治療を行っていきます

ストレスから発作につながるメカニズム


直接の原因がアレルゲンだったとしてもストレスがあると余計に発作が起こりやすくなります。仕事上のストレスからプライベートなストレス、さらに言えば

喘息の発作が起こるのではないか?

という不安からくるストレスもあり得ます。これが良くあることで一度でも発作を起こしてしまうとその苦しみを知っているだけに恐怖心がありいつ襲ってくるかも分からない不安を日々持ち続けてしまいがちです。

そういったストレスによって睡眠不足に陥ることになり、疲れた体で仕事に向かう・・・。余計に強いストレスを貯めてしまいさらに強い喘息発作が起こり恐怖心が増す・・・。という具合に

悪循環にも陥りやすいのがストレス

と言うものです

現在までの研究で心理的な要因によってアレルギー反応のようなものが誘発されることはすでに分かってきているのです。ストレスを感じると自律神経が乱れてアセチルコリンが放出され気道が収縮し、さらにヒスタミンが放出されて気道の粘膜が刺激されます。そしてIgE抗体が産生されて気道の過敏性が高まり発作に繋がってしまうのです。



ストレスが喘息の原因になる


現代人でストレスを感じない人はほとんどいないのではないかと考えられるくらい、現代は「ストレス社会」などと呼ばれる時代になってきていますが、ストレスが原因でいろいろな病気を発症するということに関しても、おそらくみなさんは一度や二度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

そのひとつに「喘息」が挙げられます。ストレスと喘息は、一見無関係なことであるように思われがちですが、しかし実際には、ストレスと喘息というのは切っても切り離せないというレベルで密接な関係があるのです。

たとえば喫煙者が非喫煙者にくらべて喘息を発症しやすいという事例はよく耳にすると思いますが、これも実は、ストレスが関係していると考えられるのです。「え?タバコはストレスを解消するために吸うものではないの?」と思うかもしれませんが、はっきり言ってタバコは百害あって一利なし、タバコを吸ったところでストレスが解消されることなど絶対にあり得ません。それどころか、むしろストレスを蓄積する最大の要因にすらなり得るのです。

どういうことかというと、タバコというのは、細胞単位で呼吸困難を引き起こす行為だからです。細胞だって呼吸をしていますから、喫煙によってこれが阻害されてしまうことになります。とすると、そこに肉体的なストレスが蓄積して、結果として気管支喘息を発症することになってしまうのです。ですから、必ずしも精神的なストレスだけが病気の原因になるわけではありませんし、これはもちろん喘息に関しても同様のことがいえるのです。

喘息の治療方法として近年注目を集めているのが「運動療法」ですが、これも、運動することによって免疫力を高め、それによって喘息の発作を回避しようではないかという意図がそこに見られるわけですが、もっと厳密に言えば、免疫力が高くなるのは、運動することによって蓄積されたストレスを解放してあげることができるからであると考えられるのです。ですから、特にリラックス効果が大きいと考えられている「スイミング」などは、喘息治療には非常に効果が高いといった報告がなされているのです。

食べ物はその昔にくらべて、量も質も格段と向上しているにもかかわらず、栄養不足により免疫力が弱かった当時よりも、現代のほうが喘息患者数が圧倒的に多いというのも、現代が「ストレス社会」であるということと無関係ではありません。難しいことではありますが、いかに蓄積したストレスを解放してあげるか、そのあたりにも気をつかってみてください。

喘息発作の原因になるストレスを貯めない為に


ストレス原因で多いのが仕事や職場のストレスです。次いで主婦業などのストレスが多いと言われています。どちらも重要なのがしっかり休養するというものです。過度な仕事量、睡眠不足などがストレスにつながるのですから休むこともしっかりとしなければなりません。

しかし仕事量が減る訳でもありませんので「周りに協力してもらう」という事が大切になってきます。つまり仕事を手伝ってもらうという事です。喘息であることを職場の人にしっかりと伝えて仕事のフォローをしてもらうという選択も必要になってきます。もちろん人間関係のストレスもありますので仕事のフォローをしてもらうためにも

日ごろのコミュニケーションも重要

です。とにかく働きやすい職場になるように努力しておくことが大切という事です。

主婦業も夫や子供にも協力してもらって仕事量を少し減らすだけでも違ってきます。仕事を持っている主婦ともなれば負担はさらに多くなりますので家族の協力を求める必要があります。とにかく過労しないことを家族や周りで協力し合う事が大事です。

そして休息や睡眠をしっかりとり体が休まれば心も豊かにするために趣味など夢中になれるものを見つけて気分転換できる日も設けるべきです。そこで注意したいのはノルマを課すようなものにしない事がコツです。下手にノルマを課すようなものを趣味にした場合にはそれがストレスとなる事があるので気をつけましょう!


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