吸入器は喘息患者の強い味方


喘息の治療には無くてはならない吸入器。気道の炎症を抑えて、気管支を広げるためには吸入ステロイド薬が入った吸入器が治療の中心になってきます。私の父も喘息の発作で救急車で運ばれた事もあるほど酷い喘息と長い期間付き合っている人の一人ですが、この吸入器は必需品。父が生きるために無くてはならないアイテムの一つでしょう。何度もこの吸入器に父は救われています。

吸入器は肺を治療する方法で、即効性があり効き目が早く、軽口薬と比べると声がれや口腔内の違和感程度で少量でも効果を期待出来るという点でも炎症が起こっている部分にのみ上手く届いてくれ副作用が少ないので、使用している人がたくさんいます。予防で使用する場合もあれば、発作が急に起きた時にも使用出来ます。自分の体調をコントロール出来る強い味方なのです。

喘息の吸入器にも種類があります。私も喘息ですが、使用していた吸入器は、服用する薬と同様、自宅で使用するために病院で渡される吸入器です。パウダー状の薬を一気に勢いよく吸い込む吸入器で、噴霧装置と薬剤が一体化していて、時間は一瞬で終わります。上手く使用出来るか不安でしたが、すぐにコツをつかめるようになりました。

父が使用していたものはスプレータイプで、こちらも口にあて一瞬で吸い込むタイプのものでした。私のも父のもコンパクトで持ち歩きやすいサイズなので、沢山の喘息持ちの人が、バッグにポケットに入れて生活しているものだと思います。どちらも幼児には使用出来ないというデメリットがあります。

私達が使用しているコンパクトサイズの他に、病院で用いられる吸入器もあります。喘息持ちでない人も風邪などで喉に当てた事が一度はあるでしょう。液状になっている薬を霧のように出して吸入するという方法で、自宅で行っているコンパクトサイズの吸入が一瞬で終わるのに対し、時間は3分〜15分ほどかかります。携帯性はありませんが、大人だけではなく幼児も使用出来る事が特徴で、持ち歩き出来る噴霧装置と違い、重症患者にも用いられます。

個人で持っている人は少ないと思いますが、販売しているものもあります。高額ですが、いつでも病院のような吸入が自宅で出来るのは安心です。私は、吸入器を持ち歩く、いつでも手元にあるだけで、

精神的にも肉体的にも楽になり活発に行動出来るようになりました

喘息の発作が起きたらどうしようと思い心配になる事がある人も多いと思いますが、喘息持ちの強い味方が私達には付いている!と自身が持てるアイテムです。

喘息の吸入器の使用方法


喘息になり、病院で吸入器を渡されても、どうやって使用すれば良いのか分からない人も多いと思います。実際、私も吸入器を渡され、いざ自宅で使用する時

頭がハテナマークでいっぱいになりました

吸入器にも種類があります。

まずは、加圧ガスにより吸収するタイプのエアゾール式の定量噴霧式吸入器の使い方の紹介です。始めに噴霧吸入器のふたを取り、缶の部分をよく振ります。ここでしっかり缶の部分を振る事により、ガスと薬が混ざり合い薬剤が均一になることから、ガズばかりが出てくるのを防ぐ事が出来ます。それから、全ての息を吐き出した後に舌を下げ喉を広げ、口元に吸入器を持ってきて息をゆっくりと吸い込みながら、缶を一回強く押します。吸入器を口元に持ってきても、距離感が上手く調節出来ない人の場合は、歯でくわえて息を吸い込みながら吸入器を使用するのでも良いでしょう。

缶を一回押した後は、出来るだけたくさんの息を吸い込むようにします。そうする事で、肺への到達率が上がると言われています。その後、数秒ほど息を止めて待ちます。それから、またゆっくりと息を吐き出して下さい。この作業を、主治医の指示で2回と言われている人は繰り返して下さい。その場合、1回目から1分ほど待ってから2回目を行うようにしましょう。吸入が終わった後は、うがいをして終了です。

続いて、ドライパウダー吸入器の使い方です。まず、ドライパウダー吸入器のカバーを外して、吸入器のパウダーをセットし、吸入口が汚れていない事を確認します。吸入器を水平に持ち、吸入器のふたが垂直になるように開き、閉じます。全ての息を吐き出して吸入口を咥え、息を素早く勢い良く吸い込みます。その後、吸入器から口を話し、出来るだけ長く息を止めます。これを2〜3回繰り返し、余分な薬を洗い流すために口をすすいで終了です。口の中を洗い流すのは、残った薬剤を洗い流し、副作用を減らすために行う事なので、ここもしっかり行いましょう

終わった後は、トレイが動かなくなるまで引き出し、また戻しておくようにしましょう。吸入器は、

正しく使用しないと効果が半減する可能性がある

ので、分からない場合は病院に確認をするなどして、正しく使うようにしましょう。私も初めは、これで良いのかと思いながら使用していましたが、一度でやり方を掴んですぐに慣れる事が出来ました。吸入器は、誰でも使用できる簡単な方法なので、すぐにマスター出来るようになるでしょう。噴霧式吸入器もドライパウダー吸入器も、どちらも全く難しいものではありません

喘息の吸入による副作用


喘息患者の多くが使用する吸入器。この吸入による副作用はあるのでしょうか?吸入を使用して副作用が出た、という人は少なくないでしょう。その中でもよく耳にする副作用は、

動悸や手の震えといった症状

です。その他、足の震えや吐き気などを訴える人もいます。実際、吸入器を病院で渡される際、副作用として動悸や手の震えを感じる事もあるといった注意書きも貰います。

喘息は、喘息の症状の違いから吸入も数種類あり、その中でも、副作用が変わってきます。吸入薬の種類の中で、去痰薬というものがあり、痰を薄めたり切れやすくするものですが、発疹や気管支痙攣、悪寒や嘔吐といった副作用が出る人もいますが、

一般的に然程副作用は出ない吸入になります

抗アレルギー薬は咳や痰、呼吸困難を防ぐ効果があり喘息の症状を軽くし、発作を起こしにくくしてくれます。子供の喘息にも処方される吸入器で、副作用は胃の不快感や消化器症状、眠気やふらつきなどが出る場合もあるので、運転する場合などが注意が必要とされていますが、他の喘息の吸入よりも一般的に副作用は少なく、長期間使用しても安心です。しかし、効果が限られているという理由から、最近では処方されなくなってきている吸入の一つです。

気管支拡張薬は、気道を広げて呼吸を楽にしてくれる喘息患者の強い味方、特効薬としても用いられます。ただ、吐き気、震え、頭痛、脈が速くなるなどの副作用が出る場合があります。

ステロイド薬は、喘息の慢性的な炎症を抑えてくれるといった点から考えれば、ステロイドほど効果のあるものはないでしょう。しかし、色々な副作用があります。喉の痛みや違和感、喉や口の中にカンジタ症という白いカビがはえたりする恐れがあります。



今、挙げた4つの種類の吸入器の中では、一番副作用が出やすいものは気管支拡張薬でしょう。吸入器を使用する場合、副作用を出来るだけ少なくするためには、吸入器を使用した後は必ずうがいをしましょう。吸入器の後は口の中は薬だらけになっている状態です。吸入は肺に入ったものが効果を発揮するものなので、口の中に残ってしまった薬は全く効果はなく、逆に副作用の原因になってしまいます

飲みこんだりしないように、しっかりとうがいをして下さい。うがいをする事によって、吸入薬の副作用が軽減されるので、「吸入後は、しっかりうがいをして下さい」という吸入薬の注意点をしっかりと守るようにしましょう。口をしっかりすすいだ後に、数回うがいをして、副作用が出ないように吸入薬を使用しましょう

喘息治療薬の吸入剤はうがいが重要


喘息治療薬として、ステロイド系の吸入剤を利用しているという喘息患者さんは非常に多いと思います。喘息治療のガイドラインにも「吸入ステロイド剤の使用」が強く推奨されているというところもあると思いますが、喘息患者さんが病院で治療をしたいと考えるのであれば、やはり基本的には吸入ステロイド剤を処方されることになると思います。ただ、吸入ステロイド剤を使用するにあたっては、非常に重要な注意事項があります。今回はそのことについてお話していきたいと思います。

吸入ステロイド剤を使用するにあたって、「うがいが重要である」という話を耳にしたことがあるという人が少なくないと思いますが、実際この「うがい」というのは、吸入ステロイド剤を使用するのであれば非常に重要なことであるといえます。喘息患者さんであればご存知のことであると思いますが、喘息のことをあまりご存知ではないという人からすると、おそらく「うがいをしないと吸入ステロイド剤の効果が半減してしまうのだろう・・・」などと考えてしまうと思います。しかし、実際のところそうではないのです。

吸入ステロイド剤を利用する上でとにかく重要なことは、分量を正確に守る、回数を正確に守るということ以外に、

「うがいをする」ということを忘れてはいけません

もちろん、うがいの有無が薬の効果に直接的な影響を与えるということではありません。これはつまり、「うがいをすることによってステロイドの副作用を回避することができる」という部分で、非常に重要なファクターなのです。

吸入ステロイド剤を使用してしまうと、口内にステロイドの成分が付着してしまって、そこから口内のトラブルが起こってしまう可能性が高まるのです。というのも、ステロイドというのは、簡単に言ってしまえば「カビ」の一種なので、これが湿気が強く栄養分も多い口内に残ってしまうと、そこからカビの培養がスタートしてしまうことになるのです。

もちろん、浴室や窓の縁にできるようなカビが培養するわけではありませんが、ステロイドの副作用としてよく報告されるのは、口の中に口内炎ができたとか、発疹ができたとか、そういった「何らかの違和感」が出る可能性が高まるのです。そのためにも、ステロイド吸入薬を利用したあとは、必ず口内洗浄をする必要があるのです。もちろん、簡単に口をすすぐ、あるいはうがいをするという程度ですぐにステロイドを洗浄することができますので、必ず毎回そういった事後処理をするようにしてください。


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