少年期の喘息

私は現在42歳、決して物覚えのよい人間ではありませんが(というか、基本的に何かにつけて記憶力が悪いタイプですが)、ものごころついた5歳の当時にはすでに喘息を発症していたことだけはよく覚えています。

というのも、現在でこそ人並みに丈夫になった、というか、見た目だけはちょっと太すぎるくらいに食欲も旺盛なのですが、幼心によく覚えているのが、一度喘息を発症してしまうと、



ということです。

小さい子どものことですから、それがごく当たり前のことであると考えていたのかもしれません。

しかし、咳がひどくて食欲さえなかったというのは、現在もときおり喘息に悩まされることがあっても食欲に関しては人並み以上に旺盛な私からしても、当時の自分の心境を察するのは少し難しいように思えます。

空気が綺麗な環境へ

5歳というと、私は幼稚園ではなく保育園に通っていたのですが、上背だけは年長さんと同じか自分のほうが上であったことから、ただでさえ「のっぽ」というあだ名がついたにもかかわらず、とにかく食が細く、年下の子どもに比べても体重は軽いというくらい、今となっては信じられないくらいの体型だったことも記憶しています。

ですから、当時は「のっぽ」というあだ名に加えて、「ソーセージ(痩せた顔が細くて長い)」というあだ名まで新たに付けられてしまったほどでした。

現在もそうですが、当時もけっこう田舎暮らしをしていたのも、もともとは東京生まれで東京育ちだった私の喘息には



ということで、両親が田舎に引っ越すという決断をした結果だったのです。

漢方薬の服用

もちろん病院でいろいろと治療を受けたのですが、身体の線が異様に細く、まだ年齢が年齢だっただけに、病院の薬の副作用が大きく、心配した私の母親は知人に紹介された漢方薬を服用することになったそうです。

確かに漢方薬を飲んでいて、



と幼心に感じていたのも思いだしますし、また、その味もまた甘いような苦いような、これまでに感じたことがない味だったのもよく覚えています。

薬の「効果」ではなく「味」についての記憶のほうがより強く残っているのは、いかにも年少者の記憶らしいと言えます。

しかし、残念ながら当時の薬の成分や効能に関しては記憶がなく、両親はもう他界していますので、これについては確認することができません

漢方薬の効果は?

まあそれは病院で処方された薬に関しても同様なのですが、しかし、やはり服用しての効果という意味では、病院の薬のほうが短期間ではあっても楽にはなったという記憶があります

というよりも、漢方薬を飲んでも喘息に関してはまったく即効性がなく、小学校低学年(2年生くらい?)までは飲み続けていた記憶があるのですが、漢方薬を飲んだから喘息が改善、緩和されたという記憶はありませんでした

ところが、漢方薬の副作用と言いますか、副産物としてよく覚えているのが、食が細くて心配されたほどだった私に、これまでにはあり得なかったような



そして、私はその後「肥満」への道をたどることになるのです。

 

 

 

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